
3月といえばひな祭り。
春の訪れを感じる季節でもありますが、時折、名残雪や春雪が舞うことがあります。
「菱餅」や「ひなあられ」などカラフルな美味しいごちそうと一緒にお祝いするひな祭りとは実は春雪の美しい関係がありました。
ひな祭りに降る雪は縁起が良い?
ひな祭りといえば、女の子の健やかな成長と幸せを願う大切な行事。
そこに、春の訪れを告げる雪が降るのは、実はとても縁起が良いこととされています。
春雪の意味は?
春の兆しが見え始めた立春を過ぎた頃に降る雪は「春雪(しゅんせつ)」とも呼ばれ、古くから風情のある美しい現象とされています。季節の変わり目を感じさせる象徴的な存在で、厳しい冬が終わり、春が訪れることを象徴しています。
さらに、春雪は「災厄を清め、幸運を呼ぶ」とも言われていて
雪は汚れを覆い尽くし、純粋な白に染め上げることから、古来より浄化の象徴とされてきました。
ひな祭りの色の意味は?
ひな祭りには、ひなあられや菱餅といった伝統的なお菓子やお供え物があります。それぞれの色には、深い意味が込められています。

- 白:四季の冬(雪)、雪の清らかさや純粋さを表す
- 緑:四季の夏(草木)、春の芽吹きや健康を願う象徴
- 桃:四季の春(花)、桃の花の色で魔除けの意味がある
- 黄: 四季の秋(紅葉)
これらの色は、自然や季節を象徴しながら、「子供が健やかに成長し幸福になれますように」という願いが込められているのです。
春雪とひな祭りの美しい光景
空からは雪が舞い降り、雪の下からは新芽が芽吹き、桃の花が咲く その情景は まさに「菱餅」そのものの色合いです。

雪の中で迎えるひな祭りは、まさに自然と一体となったお祝いのように感じられます。ひな祭りに雪が降るのは珍しいことかもしれませんが、もしその特別な瞬間に出会えたなら、ひな祭りならではのコントラストを楽しんでみてください。
春雪をきっかけに新しいことを始めてみませんか?
春雪は、新しい季節の始まりを象徴するものでもあります。そんな日に何か新しいことに挑戦するのも素敵なことかもしれません。
- 新しい趣味を始める
- 読みたかった本を読んでみる
- 行ってみたかったお店の扉を開けてみる
- 心機一転、目標を立て直してみる
小さな一歩が実は大きな成長につながるかもしれません。雪解けとともに新たな芽吹きが始まるように、春雪は自分の中の新しい可能性を探してみる良い機会かもしれませんよ。
まとめ
ひな祭りに降る春雪は、冬の終わりと春の訪れを告げる美しい現象です。子供の健やかな成長を願うこの日に舞い降りる雪は、まるで新しい門出を祝福しているかのようです。
春雪は幸運の兆しであり、災厄を清め、未来を明るくする力を持つとされています。
もし、ひな祭りの日に雪が降ったなら、それはとても縁起が良いこと。
清らかで美しい春雪とともに、素敵なひな祭りをお過ごしください。
そして、この素敵な景色に出会ったならことをきっかけに、ぜひ新しいことを始める一歩を踏み出してみましょう。
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